みやぎ県北高速幹線道路工事受託事業
みやぎ県北高速幹線道路とは
みやぎ県北高速幹線道路事業（全長約24km）は、宮城県北部において東北縦貫自動車道と三陸縦貫自動車道をむすび、栗原圏域と登米圏域の交流や連携を強化する地域高規格道路であり、被災地の復興支援や災害時における救援物資輸送等を担う復興支援道路を建設する事業で、宮城県が事業主体となって整備を進めています。
佐沼工区は、全区間にわたり軟弱地盤対策工事が必要であるほか、７００ｍを越える長大橋や、市街地を通過する高架橋の築造など技術的難易度が非常に高い工区です。 公社はこれまで、仙台松島道路などの自動車専用道路の整備を行い、長大橋や高架橋といった技術的難易度の高い工事について多くの実績を残していることから、宮城県は、こうした公社の実績から、佐沼工区と同工区に隣接する中田工区の一部を公社へ委託することで、みやぎ県北高速幹線道路工事の確実な推進と早期の完成が見込まれると判断し、平成27年5月20日に公社と宮城県の間で工事委託に関する基本協定が締結され、平成27年度から工事に着手しています。
